QoderWork向けFeloスキル:ファイルはローカルに、証拠はライブで取得
QoderWorkにFeloスキルを追加すると、ローカルファイルを読み取るデスクトップアシスタントが、作成するdocxやpptx内でライブリサーチを引用できるようになる。

QoderWorkはデスクトップAIワークアシスタントであり、そのように動作する。ディスク上のスプレッドシートを開き、その場で下書きを編集し、完成したドキュメントを元のフォルダに書き戻す。タスク履歴はデバイス上に残る。
このローカリティは制約ではなく特徴となる。アシスタントを未完成の作業が入ったフォルダに向けても、権限の確認は不要となる。ファイル、バージョン、範囲はすでに自分の目で確認できるからだ。
ローカルワークスペースが見えないのは、今月その外で何が起きたかという点だ。
月次レポートでは、自分の数字を他者が公開したカテゴリーデータと比較する必要がある。競合分析では、競合他社の現時点の価格ページが必要で、前四半期のコピーでは意味がない。リサーチサマリーでは、先月記録された講演を引用する必要があり、要約の言い換えでは足りない。これらはすべてディスク上には存在せず、どれだけプロンプトを工夫しても現れない。
Feloスキルはその半分を担う。他のQoderWorkスキルと同様にインストールできる。~/.qoderwork/skills/内のSKILL.mdを含むフォルダとして配置するだけで、ライブソースから回答を得る。役割分担は明確だ。QoderWorkはローカルファイルのコンテキストとドキュメント出力を担い、スキルが証拠を提供する。
QoderWorkにおけるスキルの仕組み
各スキルは1つのMarkdownファイルを含むディレクトリで構成される:~/.qoderwork/skills/<name>/SKILL.md。このファイルが契約のすべてとなる。トリガー条件、手順、出力形式が記述されている。データベースに隠れるものはなく、プラグインランタイムも不要だ。

インストール方法は4通り。 QoderWorkはターミナル主体のエージェントとは異なる。特定のインポートコマンドはなく、4つのルートがあり、それぞれ異なる場面に適している。
| Route | What you do |
|---|---|
| 会話で依頼 | ニーズを説明すると、QoderWorkがスキルライブラリを検索する |
| スキルマーケットプレイス | 公式・コミュニティスキルをカテゴリごとに閲覧する |
| リポジトリリンク | リンクを貼り付け、QoderWorkに~/.qoderwork/skills/へクローンさせる |
| ローカルアップロード | すでにディスク上にあるスキルファイルをアップロードする |
重要なのは、その後の流れだ。QoderWorkがダウンロードとファイル配置を自動で行うため、リポジトリリンクから始めても、最終的には会話でリクエストする形となり、シェルでコマンドを実行する必要はない。
Please download the felo-search skill from the public skills repository
and put it in ~/.qoderwork/skills/, then confirm the skill is loaded.
ロードの確認には1つ質問するだけで済み、最も厄介な失敗パターンを防げる。つまり、スキルが登録されていないまま、アシスタントが一般知識でタスクを完了してしまう事態だ。
プラットフォーム対応。 macOS 14以降(Apple Silicon・Intel両対応)、およびWindows 10以降。いずれも64ビット。
デスクトップアプリの標準機能。 QoderWorkにはdocx・pptxスキルが標準搭載されており、これらがフォーマット層を担う。テンプレート埋め込み、MarkdownからDOCX変換、スライド出力の整形などを担当する。そのため、以下のFeloスキルはレイアウトを競わず、構造化されたファインディングを返す。ワークスペースの3つの特徴が、スキルの使われ方を決める。
| Trait | What it gives a research skill |
|---|---|
| ローカルファイルを第一級のコンテキストとして扱う | アシスタントはスプレッドシートや下書き、フォルダを読み取れる。スキルはそれらに含まれないソースを追加する |
| docx・pptx出力が標準搭載 | フォーマットはカバー済みなので、スキルは内容の正確さだけを担う |
| ZIPアップロード対応のナレッジベース | アーカイブ全体をアップロードでき、プロジェクト資料と生成リサーチを1カ所で検索可能にする |
前提条件は2行。 FeloスキルはFelo CLIを呼び出すため、キーはプロジェクトフォルダではなくユーザー設定に保存する。
npm install -g felo-ai
felo config set FELO_API_KEY your-api-key-here
リストは厳選。 QoderWorkはスキルの説明文を読んでリクエストとマッチングする。短く最新のリストなら予測通りに動くが、長く古いリストでは推測になってしまう。
デスクトップワークアシスタント向けFeloスキル5選
各スキルはQoderWorkのドキュメントスキルを補完するために選ばれている。
Felo Search — ソースと日付付きのライブファクト
ローカルファイルで答えが出ない事柄のリファレンス層。現行価格、ポリシー変更、関税ルール、バージョンリリースなど。質問から引用可能な答えまで最短距離で到達できる。felo.ai/searchと同じエンジンを利用。
このカテゴリの現行関税ルールを検索し、各ポイントのソースと日付を記載してください。
Felo Slides — 各スライドに載せる内容を決定
QoderWorkがpptxを書き、このスキルが中身の論点を決める。この役割分担により、生成されたデッキがスライド枠にテキストを詰め込んだだけのものになるのを防ぐ。同じアウトラインロジックは単体製品のFelo Slidesでも使われている。
今週のリサーチを10枚のクライアント向けデッキにまとめ、各スライドに1つずつポイントを配置してください。
Felo YouTube Subtitling — 録画を引用可能なテキストに変換
カンファレンス講演、ウェビナー、社内録画をローカルワークスペースがインデックス可能なテキストに変換し、アシスタントが引用できる。要約より先にトランスクリプトを取得すること。要約の質は元のパッセージに依存する。
このウェビナーのトランスクリプトを取得し、言及された規制日をすべて列挙してください。
Felo SuperAgent — プロジェクトフォルダに画像を保存
QoderWorkはすでにファイルを管理しているため、生成したロゴや商品画像は必要なドキュメントの隣に保存される。チャットウィンドウで手動ダウンロードを待つ必要はない。
この商品ページ用のロゴロックアップを作成し、PNGをこのプロジェクトフォルダに保存してください。
Felo X Search — 顧客の実際の投稿を取得
ポジショニングノートやクライアントデッキを出す前に、返信を確認する。公開投稿には社内ドキュメントにない情報が含まれる。
このブランドに関する直近1週間の投稿を取得し、苦情をテーマごとに分類してください。
この5つ以外にも、felo.ai/skills/qoderworkのカタログには、ページを構造化データに変換するFelo Web Fetch、自分のドキュメントから回答を得るFelo LiveDoc、メモをアウトライン化するFelo Content to Slidesなどがある。
ローカルファイルとライブソースを組み合わせる4つのワークフロー
4つのパターンすべてで共通するのは、QoderWorkがファイルを管理し、Feloが証拠を提供し、成果物はマシンから出ていかないこと。ファイルはその場に残り、ソースがそこに集まる。
市場コンテキスト付きの月次レポート
自分の数字はローカルのワークブックにある。コメントには今月社外で起きたことが必要だ。
売上ワークブックを読み、四半期を公開カテゴリーデータと比較し、ソース付きでコメント欄を下書きしてください。
戻ってくるのは、社内数値と外部リファレンスが並び、どちらも追跡可能なドキュメント。ワークブックとレポートを同時に開けば比較が成立する。両方とも同じフォルダ内にあるからだ。
競合分析からクライアントデッキへ
クライアントが3社の現時点のポジショニングを求めてきた場合、デッキは見栄えと根拠の両立が必要だ。
3社の価格ページを取得し、比較表を作成し、クライアント向けpptxにまとめてください。
デッキは今週取得したページから構成され、取得日はスピーカーノートに記録される。なぜ競合がそのように記述されたのか問われたとき、答えは記憶ではなく日付とページになる。
録画ブリーフィングからノートとスライドへ
2時間のブリーフィングにすべての詳細が含まれているが、会議前に見返す人はいない。
トランスクリプトを要約し、ブリーフィングノートと10枚のスライドにまとめてください。
2つの成果物はどちらも録画から生成され、記憶に頼らない。ノートは不在者向け、スライドは出席者向けで決定事項を一覧できる。
継続的なナレッジベース
リサーチは古いタスクやフォルダに蓄積され、新しい質問のたびにゼロから始まる。
このフォルダの市場メモと今週のソースを統合し、1つの最新ドキュメントにまとめてください。
結果は日付入りエントリ、ソースリスト、変更履歴が見える単一ドキュメントとなる。このワークフローは蓄積効果がある。追加ごとに次の質問のコストが下がり、各エントリは元ソースと照合できる。
ガードレール
重要なドキュメントはコピーで編集。 アシスタントはタスクの一部としてローカルファイルを読み書きできる。これがデスクトップアプリの利点であり、同時にリスクとなる。失いたくないものはコピーで作業し、レビューが終わるまで元ファイルは触れない。
成果物には必ずソースリストを含める。 プロンプト時点で依頼する。ソース付きドキュメントは1行ずつレビューできるが、ソースなしでは信頼するか書き直すしかない。
スキルのロードを事前に確認。 「このタスクで利用可能なスキルは?」と1つ質問すれば、スキルが未登録でアシスタントが一般知識で答えてしまう事態を防げる。
狭い質問と単一ソースから始める。 長いタスクは消費量が増える。Qoderファミリー全体でバランスを共有している。まず小さなリクエストでスキルの動作を確認し、複数ソースの調査はその後に行う。
FAQ
QoderWorkはスキルをどこに保存する?
~/.qoderwork/skills/内にスキルごと1フォルダずつ保存し、各フォルダにトリガー条件や手順を記述したSKILL.mdが入る。Feloバンドルも同じ構成。
MacとWindows間でスキルは同期される?
スキルフォルダ自体は同期されない。アカウント、クレジット、権利はQoderファミリー全体で共有されるが、タスク履歴は各デバイスにローカル保存される。作業する各マシンでスキルを再インストールする。
スキルとコネクタの違いは?
コネクタは外部サービスと接続するもの。スキルはアシスタントが特定タスクに適用する手順書。FeloのリサーチスキルはFelo CLIを呼び出す手順書なので、個別の連携設定は不要。1つのキーですべてカバーできる。
リサーチタスクはクレジット消費が増える?
増える。長いタスクほど消費量が増え、QoderWorkもQoderプラットフォーム全体と同じバランスを利用する。まず単一ソース・狭い質問で試し、スキルの動作を確認してから範囲を広げる。
リサーチ中にアシスタントはローカルファイルを編集できる?
タスクの一部としてローカルファイルを読み書きできる。これがデスクトップアプリの利点。重要なドキュメントはコピーで編集し、ソースリストを必須にして変更をレビュー可能にする。
すでに持っているファイルに1つスキルを適用し、ソース付きの答えを依頼して、スキル導入前のアシスタントの結果と比較してみてほしい。2回目の結果は、単に早く出るだけでなく、チェックもしやすくなるはずだ。
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