おしゃれなプレゼン資料の作り方|配色・フォント・レイアウトの基本
おしゃれなプレゼン資料の作り方を、配色・フォント・レイアウトの基本から解説。センスに頼らず、4つの原則とNG例で誰でも整ったスライドを作れます。

「おしゃれな資料を作りたいけれど、センスに自信がない」。そんな人ほど、覚えるべきルールはシンプルです。おしゃれなスライドは、装飾の多さではなく、情報の優先順位が見えることで成立しています。この記事では、配色・フォント・レイアウトの基本を、NG例とあわせて解説します。
おしゃれ=「情報の優先順位が見える」こと
おしゃれに見えない資料の共通点は、すべての要素が同じ強さで並んでいることです。タイトルも本文も注釈も同じ大きさ・同じ色で並んでいると、視線の流れが生まれず、野暮ったく見えます。
おしゃれな資料は、読み手の視線が「タイトル → 要点 → 補足」と自然に流れます。デザインの仕事は、この優先順位を視覚的に整理することです。
配色:60-30-10のルール
色は、次の3つの役割に分けて使います。
| 役割 | 割合 | 例 |
|---|---|---|
| ベース | 60% | 白、薄いグレー |
| メイン | 30% | 紺、チャコール、企業カラー |
| アクセント | 10% | 1色だけ(オレンジ、ブルーなど) |
ポイントは、アクセント色を「本当に目を向けてほしい要素」だけに使うことです。見出し・グラフの強調・結論の数字など、用途を決めておくと迷いません。
フォント:2種類まで、太さで差をつける
フォントは2種類までに絞ります。日本語なら游ゴシックか Noto Sans JP、タイトルにインパクトが欲しい場合は見出し用フォントを1つ足す程度が安全です。
強弱はフォントの種類ではなく、太さと大きさでつけます。タイトル(太字・28pt以上)、本文(レギュラー・18pt以上)、注釈(グレー・14pt)の3段階を決めておけば、全体に一貫性が出ます。
レイアウト:4つの原則(近接・整列・対比・反復)
デザインの基本原則は、次の4つです。
- 近接:関係する情報は近づけ、関係ない情報は離す
- 整列:左端・上端を揃える(中央揃えは使う場面を限定する)
- 対比:大きい/小さい、太い/細い、濃い/薄いで差をつける
- 反復:同じ役割の要素は同じ見た目を繰り返す
この4つは、パワーポイントでもFigmaでもGoogleスライドでも同じです。特別なツールは必要ありません。
写真・アイコンの使い方
写真とアイコンは、「なんとなく寂しいから置く」のではなく、情報の代わりとして使います。
- 写真は1スライドに1枚まで。全面に敷く場合は上に半透明の膜を重ね、文字を読みやすくする
- アイコンは線の太さとタッチを統一する(フラット・線画を混ぜない)
- クリップアート調のイラストは、ビジネス資料では避ける
やりがちなNG例
| NG | 理由 | 改善 |
|---|---|---|
| グラデーションを多用 | 情報の強弱が消える | 単色+余白で見せる |
| 影(ドロップシャドウ) | 古く見え、印刷でも汚れる | 影を消して整列で見せる |
| 枠線だらけ | 区切りが多すぎて視線が散る | 余白で区切る |
| 原色の多用 | 目が疲れ、強調が効かない | アクセント1色に絞る |
| クリップアート | 資料全体の印象が下がる | 線画アイコンか写真に置き換える |
テンプレートとAI、どう使い分けるか
テンプレートは「枠」を整えるのには便利ですが、内容と構成までは整えてくれません。逆に、AIは構成と初稿を作るのが得意です。
Felo AI Slides は、テーマや資料(PDF・Word・Webページ)から構成付きのスライドを生成します。生成されたスライドはデザインの一貫性が保たれているため、そこから配色やフォントを微調整するだけで、おしゃれな資料に仕上がります。
- Felo AI Slides を開く
- テーマを入力、または資料をアップロードする
- 生成されたスライドで構成を確認する
- アクセント色とフォントを自社ルールに合わせて調整する

よくある質問
センスがなくてもおしゃれな資料は作れますか?
作れます。おしゃれさは配色・フォント・整列のルールで再現できます。むしろ、装飾を足すより、色数とフォントの種類を減らすほうが近道です。
会社のカラーが派手で、おしゃれに見えません
派手な色は面積を減らすのが基本です。ベースを白・グレーにして、会社カラーはアクセント(10%程度)として使うと、統一感を保ちながら落ち着いた印象になります。
無料のテンプレートを使うのと、AIで作るのはどちらがいいですか?
目的によります。ゼロから作りたい場合はテンプレートが手軽です。「内容はあるが、構成と初稿づくりに時間がかかる」場合は、AI生成のほうが結果的に速く、統一感も出しやすくなります。
まとめ
おしゃれなプレゼン資料は、①配色は3色(60-30-10)、②フォントは2種類、③近接・整列・対比・反復の4原則、の3点で作れます。特別なセンスは不要です。
構成づくりと初稿はAIに任せ、人間は配色とメッセージの最終確認に時間を使う。この分担が、速くておしゃれな資料への近道です。
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