Felo OpenAPIでのSeedance:4つの動画モデル、1つのエンドポイント
Felo OpenAPIが動画生成に対応。4つのByteDance Seedanceモデル、秒単位の料金設定、既存のAPIキーで利用可能。
アプリはスクリプトの作成、ショットリストの記述、レビュー内容の要約を1回のAPIコールで実行できる。しかし、実際の動画制作にはスタックから離れる必要があった。別のプロバイダー、別のキー、別の請求ダッシュボード、異なる非同期パターンの管理が必要だった。
このギャップが埋まった。Felo OpenAPIが動画生成に対応した。4つのByteDance Seedanceモデルが、既存のLLMルートと同じプラットフォーム、同じベースURL、同じFELO_API_KEYで動作する。ラインナップは大量生成向けの最安ルートから、ByteDanceの最新モデルSeedance 2.5まで揃う。Seedance 2.5は30秒のリファレンス付きクリップと音声を生成する。
Seedance 2.5をFelo OpenAPIで試す:https://openapi.felo.ai/models/bytedance/seedance-2.5

4つのモデルの概要
Felo APIプラットフォームには27のモデルがある。そのうち4つが動画生成に対応し、長さ、解像度、速度、コストの最適化で役割が分かれる。
| モデル | 得意分野 | 解像度 | クリップ長 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| Seedance 2.5 | 長尺ストーリー、動画編集、動画拡張、多言語音声 | 480p / 720p | 4–30秒 | $0.1028/秒 |
| Seedance 2.0 | フラッグシップ品質:キャラクター一貫性、スタイル転送、4K出力 | 480p – 4K | 4–15秒 | $0.06725/秒 |
| Seedance 2.0 Fast | 高速イテレーションとドラフト生成 | 480p / 720p | 4–15秒 | $0.04035/秒 |
| Seedance 2.0 Mini | 大量生成やSNS向けクリップ | 480p / 720p | 4–15秒 | $0.03363/秒 |
それぞれの特徴を紹介する。
Seedance 2.5 — 長尺向けルート
Seedance 2.5はByteDanceの最新Seedanceモデル。最大30秒のクリップを一度に生成し、画像・動画・音声リファレンスを最大50個までリクエストに添付できる。繰り返し登場するキャラクターや商品、セット要素ごとにリファレンスを割り当て、一貫性を保つ。
生成だけでなく、動画編集(特定領域の修正)、動画拡張(クリップの延長やショット間の橋渡し)にも対応。音声も同時生成し、多言語対応。1つのキャンペーン動画を複数市場で展開する場合にも役立つ。
おすすめの場面: ストーリーが数秒以上必要なとき、リファレンスでキャスト全体を固定したいとき、クリップの修正が必要なとき。
Seedance 2.0 — 4Kフラッグシップ
Seedance 2.0はByteDanceのフラッグシップルートで、4K出力に唯一対応するSeedanceモデル。リファレンス素材からキャラクター一貫性、ビジュアルスタイル、カメラワークを維持する力が強い。顔や商品、フレーミングが画像から引き継がれる。
おすすめの場面: 大画面や大胆なトリミングに耐えるアウトプットが必要なとき。商品映像やブランドスポットなど、納品解像度で仕上げる場合。
Seedance 2.0 Fast — イテレーション向けルート
Seedance 2.0 Fastは最高品質よりも速度とコストを重視。最大720pまで対応し、方向性を探る工程に適している。
おすすめの場面: 同じショットを5パターン生成して選びたいとき、ラフカットでレビューしたいとき。
Seedance 2.0 Mini — 大量生成向けルート
Seedance 2.0 Miniはプラットフォーム最安のSeedanceルート。日常的な大量生成やSNSクリップ、ショップバリエーション、A/Bクリエイティブなど、単価が予算を左右する用途に適している。
おすすめの場面: ボリューム重視で720pが十分な場合。
動画APIの仕組み
すべてのモデルが1つのエンドポイントとパターンを使う。タスクを送信し、ポーリングし、結果をダウンロードする。
POST https://openapi.felo.ai/api/v1/videos/generations
GET https://openapi.felo.ai/api/v1/videos/generations/$TASK_ID
動画生成はチャット完了より時間がかかるため、APIは非同期設計。プロンプトとパラメータでタスクを送信し、ステータスがsucceededになるまでポーリング、署名付き出力URLをダウンロードする。結合作業やWebhookの事前設定は不要。
3つの生成ルートが利用できる:
- テキストから動画 — ショットを記述して生成。
- ファースト&ラストフレーム — 開始と終了フレームを指定し、編集に合わせてクリップを生成。
- マルチモーダルリファレンス — 画像・動画・音声をリファレンス素材として渡し、クリップ間でキャラクターや商品を一貫させる。
アスペクト比は標準セットを網羅:16:9、9:16、1:1、4:3、3:4、21:9。2.0系は9:21も対応。音声も含まれる。generate_audioを指定すると、追加料金なしで音声付き動画が返る。

初めての動画リクエスト
Step 1: APIキーを取得
プラットフォームのAPIキー管理ページでキーを作成し、エクスポートする。キーは1回しか表示されないため、バックエンドで読み取れる場所に保存し、クライアント側コードには記載しない。
export FELO_API_KEY="YOUR_API_KEY"
Step 2: 動画タスクを送信
モデルとパラメータを設定し、リクエストを送信する:
curl -X POST "https://openapi.felo.ai/api/v1/videos/generations" \
-H "Authorization: Bearer $FELO_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"model": "seedance-2.5",
"prompt": "a cinematic drone shot over a coastal city at sunrise",
"resolution": "720p",
"duration": 5,
"aspect_ratio": "16:9",
"generate_audio": true
}'
レスポンスにタスクIDが含まれる。seedance-2.5をseedance-2.0、seedance-2.0-fast、seedance-2.0-miniに変更すれば、同じリクエストを別モデルで実行できる。
Step 3: タスクをポーリング
curl "https://openapi.felo.ai/api/v1/videos/generations/$TASK_ID" \
-H "Authorization: Bearer $FELO_API_KEY"
Step 4: 出力をダウンロード
ステータスがsucceededになったら、レスポンスに署名付き出力URLが返る。MP4を取得して保存する:
curl -o output.mp4 "$OUTPUT_URL"
コードよりクリック派なら、各モデルページにプレイグラウンドがあり、APIキーで実際のリクエストを送り、タスク完了まで監視できる。同じプロンプトで4モデルを比較し、実装前に違いを確認できる。
料金
動画ルートは出力秒数ごとに課金される。見積もりは簡単:5秒クリップならモデルと解像度の秒単価×5。
| モデル | 480p | 720p | 1080p | 4K |
|---|---|---|---|---|
| Seedance 2.5 | $0.1028 | $0.2311 | — | — |
| Seedance 2.0 | $0.06725 | $0.1512 | $0.3742 | $0.7776 |
| Seedance 2.0 Fast | $0.04035 | $0.09072 | — | — |
| Seedance 2.0 Mini | $0.03363 | $0.0756 | — | — |
すべて秒単価。料金に影響する要素は2つ:
- 音声は無料。
generate_audioをオンにしても料金は変わらない。 - 動画リファレンスは割引。 リファレンス素材に動画を渡すと、標準より約40%安い単価になる。Seedance 2.5の720pは$0.2311から$0.1382/秒に下がる。
参考例:
| クリップ | 料金 |
|---|---|
| 5秒、720p、Seedance 2.0 Mini | $0.38 |
| 5秒、720p、Seedance 2.0 | $0.76 |
| 30秒、720p、Seedance 2.5 | $6.93 |
| 15秒、4K、Seedance 2.0 | $11.66 |
どのモデルを選ぶべきか?

| 必要な用途 | 推奨モデル |
|---|---|
| 30秒のストーリークリップ、対話、各市場向けローカライズ | Seedance 2.5 |
| 同じキャラクターや商品を複数クリップで同一に見せたい | Seedance 2.0(または2.5+リファレンス) |
| 4Kで最終納品 | Seedance 2.0(唯一の4K対応ルート) |
| 予算を抑えてSNSバリエーションを20本生成 | Seedance 2.0 Mini |
| ランチ前に5方向を試し、1本を仕上げる | Seedance 2.0 Fast→2.0または2.5 |
| 既存クリップの拡張や編集 | Seedance 2.5 |
エージェントスタックでの位置付け
最大の利点は統合。動画もパイプラインの他の工程と同じ場所に置ける。ブリーフ作成、ショット選定、コピー作成を担うエージェントが、同じキーとBearer認証で動画モデルに仕事を渡せる。
これにより、複数ベンダーのパイプラインが1つにまとまる。LLMがシーン説明を書き、Seedanceがレンダリングし、出力がMP4としてストレージに戻る。モデルページでは「エージェント利用」を主要シナリオとして紹介している。
FAQ
動画用に別アカウントやキーは必要?
不要。動画モデルはLLMルートと同じFelo OpenAPIプラットフォーム上で動作する。1つのAPIキーですべて対応し、Bearer認証も共通。
Seedance 2.5と2.0の違いは?
Seedance 2.5は新しい長尺対応ルート。最大30秒、最大50リファレンス、動画編集・拡張、多言語音声。Seedance 2.0はフラッグシップ品質で唯一4K対応。
音声付き動画を生成できる?
可能。リクエストでgenerate_audioを指定すると、音声トラック付き動画が返る。音声生成は料金に影響しない。Seedance 2.5は多言語音声にも対応。
動画APIは同期処理?
非同期。動画生成はタスク送信→タスクIDポーリング→署名付き出力URLダウンロードの流れ。
秒単価課金の理由は?
出力長が実際に計算量を左右するため。秒単価なら4秒テストも30秒本番も比例して課金され、事前にキャンペーン費用を見積もれる。
コードを書かずに試せる?
可能。各モデルページにプレイグラウンドがあり、APIキーで実際の生成リクエストを送り、タスク完了まで追跡できる。自分のプロンプトでモデル比較ができる。
2つ目のスタック不要の動画生成
テキスト、コード、画像、そして動画。すべて1つのAPIキー、1つのベースURL、1つの請求ラインで利用できる。4つのSeedanceモデルが$0.38ドラフトから4Kヒーロークリップまで網羅し、非同期パターンはどれも3ステップ。
モデルページを開き、キーを取得し、リクエストを送信する。最初のクリップがスペックシート以上の情報をもたらす。
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