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症例発表スライドの作り方|例つき・構成と時系列の見せ方

· 約5分
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症例発表スライドの作り方を、症例提示→経過→検査→診断→治療→考察の構成から解説。時系列の見せ方、匿名化の注意点、AIでのたたき台作成も紹介します。

症例発表スライドの作り方|構成と時系列の見せ方

症例発表は、1例の経験を共有し、診療の質を高めるための発表です。読む側は「同じ状況に遭遇したとき、どう動けばいいか」を知りたいと考えています。そのためスライドは、経過の時系列と、判断の理由が伝わる構成が重要です。この記事では、症例発表スライドの標準構成と見せ方のコツを解説します。

症例発表スライドの基本構成

#ブロック内容枚数目安
1表紙演題・氏名・所属・利益相反1
2症例提示年齢・性別・主訴・既往歴1-2
3現病歴・経過時系列で2-3
4検査所見身体所見・血液・画像2-4
5診断診断名と根拠1
6治療・経過介入と経過2-3
7考察判断のポイント、鑑別2-3
8文献的考察同様の報告との比較1-2
9まとめ・謝辞学びの共有1

経過は「時系列1枚」で見せる

症例発表で最も分かりにくいのが、経過が長い症例です。入院日・検査日・治療開始日・転帰を1枚のタイムラインにまとめると、その後の詳細スライドが理解しやすくなります。

コツ:タイムラインには「日付」と「判断したこと」をセットで書く。出来事だけでなく、なぜその判断をしたかを添えると、考察につながります。

検査画像の見せ方

  • 1枚に画像を詰め込みすぎない(比較したい画像は並べて、矢印で所見を示す)
  • 所見は画像上に直接注釈を入れる(口頭説明だけにしない)
  • 個人情報の写り込みがないか確認する(氏名・ID・日付)

個人情報と倫理の注意

症例発表では、患者の匿名化が必須です。施設の規定に加えて、次の点を確認してください。

  1. 顔・氏名・カルテ番号などの直接識別情報を除外する
  2. 希少疾患など、間接的に個人が特定されうる情報の扱いを検討する
  3. 発表・公開の可否を、施設の倫理規定に照らして確認する
  4. 画像使用の同意要件を確認する

考察の作り方:3つの問いに答える

考察スライドは、次の3つの問いに答える形で構成すると深まります。

  1. この症例で判断が難しかった点はどこか
  2. 鑑別として何を考え、どう除外したか
  3. 同様の症例に遭遇したとき、何をすべきか(実践的な学び)

AIで症例発表スライドのたたき台を作る

症例発表は、カルテの要約・検査所見・経過メモなど、素材が文章で揃っているため、AIで構成を整えるのに向いています。

Felo AI Slides では、症例メモや経過サマリをアップロードすると、症例提示→経過→検査→診断→治療→考察の構成に沿ったスライド初稿を生成できます。

  1. 症例の経過メモ(匿名化済み)を用意する
  2. Felo AI Slides にアップロードする
  3. 生成されたスライドで時系列と構成を確認する
  4. 検査画像と数値を差し替える
  5. 考察を自分の言葉で書き加え、PPTまたはPDFで書き出す

症例メモから発表スライドの初稿が生成されている画面

患者情報の入力可否は、必ず所属施設の規程に従ってください。 匿名化が済んでいない情報はAIに入力しないでください。

よくある質問

症例発表スライドは何枚が目安ですか?

15分の発表で15〜20枚が目安です。経過と考察に枚数を配分し、検査画像は必要なものだけに絞ってください。

珍しい症例でなくても発表できますか?

できます。典型的な症例でも、判断に迷った点や鑑別のプロセスに学びがあれば、発表の価値は十分にあります。

考察と文献的考察はどう分けますか?

考察は自験例の解釈、文献的考察は先行報告との比較です。前者で「自分の学び」、後者で「位置づけ」を示すと役割が明確になります。

まとめ

症例発表スライドは、①症例提示→経過→検査→診断→治療→考察の構成、②経過は時系列1枚で整理、③考察は「難しかった点・鑑別・実践への学び」の3問いに答える、の3点が基本です。

構成のたたき台はAIで時短し、匿名化と考察の言語化に時間を使ってください。

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Codex などの AI エージェントから直接スライドを生成する場合はこちら → felo-slides スキル